これからブログをはじめる人にとって、最初にやるべきことはレンタルサーバを借りること。
でもレンタルサーバにもいろいろあるので、どのレンタルサーバを選んだらよいのか迷いますよね。
と、いうことで、レンタルサーバーの中でも個人的にこれはいいなと思っている、エックスサーバ、ConoHa、さくらサーバの3社の特徴やメリット、デメリットをわかりやすくまとめてみました。
【エックスサーバ】
特徴・メリット:WordPressの高速化に特化したサーバー。様々なプランがあり、スタンダードプランは月額693円(キャンペーン価格)からと比較的安価。
ユーザーフレンドリーな管理画面で初心者でも扱いやすい。
- デメリット:価格は他のサーバーよりかは若干高め
【ConoHa】
特徴・メリット:SSDを搭載した高速なサーバーが多く、パフォーマンスが優れている。サーバーをプライベートネットワーク内に設置できる「仮想プライベートサーバー」がある。
APIによる操作が可能で、開発者に向いている。
- デメリット:サポート体制が弱いため、問題が生じた場合に解決が遅れることがある。
【さくらサーバ】
特徴・メリット:プランが豊富で、用途に合わせた選択が可能。
無料で使えるSSL証明書がある。
WordPress専用のサーバープランがある。
- デメリット:プランによっては、制限があるために大規模なサイトには向かない場合がある。
サポートが混み合うと回答に時間がかかることがある。
メールサーバー機能を比較
レンタルサーバをブログだけに使うのは少しもったいないと思います。メールサーバー機能を使ったらメールアドレスは作り放題、捨てアドレスをたくさん作るってことも可能です。
以下に、主要なレンタルサーバーのメールサーバー機能を比較したものを示します。
【エックスサーバ】
- メール送信数制限:1日あたり500通まで。
- IMAP/POP3/SMTPに対応。
- Webメールの利用が可能。
- ウイルス対策、スパム対策が標準装備。
【ConoHa】
- メール送信数制限:なし。
- IMAP/POP3/SMTPに対応。
- Webメールの利用が可能。
- ウイルス対策、スパム対策が標準装備。
【さくらサーバ】
- メール送信数制限:1日あたり1,000通まで。
- IMAP/POP3/SMTPに対応。
- Webメールの利用が可能。
- ウイルス対策、スパム対策が標準装備。
- 送信メールアドレスの認証を行う「SPF」「DKIM」に対応。
以上のように、それぞれのレンタルサーバーにおいて基本的なメールサーバー機能は備わっていますが、制限や追加機能などに違いがあります。また、スパム対策やウイルス対策なども重要なポイントになるため、選ぶ際には注意が必要です。
仮想プライベートサーバー(Virtual Private Server, VPS)とは
「仮想プライベートサーバー(Virtual Private Server, VPS)」は、1台の物理サーバーを複数の仮想サーバーに分割し、利用者が仮想サーバーを独立して利用できるようにするサービスです。VPSの中でも、サーバーをプライベートネットワーク内に設置することができるサービスがあります。
【メリット】
- セキュリティが高い:プライベートネットワーク内に設置するため、外部からの攻撃を防ぐことができます。
- パフォーマンスが高い:物理サーバーを複数の仮想サーバーに分割するため、物理サーバーのリソースを有効活用できます。
- 自由度が高い:独立したサーバーとして利用できるため、環境構築やアプリケーションの導入などを自由に行うことができます。
【使用用途】
- Webアプリケーションサーバー:Webアプリケーションを公開するためのサーバーとして利用できます。
- データベースサーバー:データベースサーバーとして利用することで、アプリケーションとデータベースを分離することができます。
- メールサーバー:メールサーバーを独立して設置することで、セキュリティ性を高めることができます。
- ファイルサーバー:大容量のファイルを管理するためのサーバーとして利用できます。
- 開発用サーバー:開発環境を構築するためのサーバーとして利用できます。
以上のように、VPSをプライベートネットワーク内に設置することで、セキュリティやパフォーマンスを向上させることができます。また、自由度が高いため、様々な用途に利用することができます。
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